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こだわり抜かれた高い品質で知られるスタインリッヒピアノについて紹介。どのような特徴を持つピアノなのか、また中古販売事例などについてまとめていますので、ピアノの購入を検討されている方はぜひ参考にしてみてください。
スタインリッヒピアノは、静岡県浜松市でピアノを生産していた「スタインリッヒ製作所」により製造されていたピアノです。このスタインリッヒ製作所は「三葉楽器製作所」母体となっていますが、1948年に同社はスタインリッヒ製作所と東洋ピアノ製造株式会社に分かれています。スタインリッヒでは、1988年頃まで「エルンストホーマイヤー」というブランドのピアノを製作してきました。
同社の特徴は、伝統的な技術を活かしたピアノの製造が行われているという点です。当時大量生産の時代であったにも関わらず「たとえ手間や材料費がかかったとしても、品質には決して妥協しない」という想いで製造されています。そのため、スタインリッヒピアノは1台1台が丁寧に作られており、非常に美しい音色を奏でるピアノ。現在は生産されていない希少性もあいまって根強い人気があります。
スタインリッヒピアノが製造されていたのは1988年ごろまでとなっているため、現在市場には新品が出回ることはありません。そのため、スタインリッヒピアノを手に入れたい場合には中古市場から探す必要があります。
非常にこだわり抜いて作られたピアノであるだけに、ほかの追随を許さない名器として知られていることからも、なかなか購入可能なスタインリッヒピアノを見つけるのが難しいと予想されます。
ここでは、スタインリッヒピアノの中古販売事例について紹介します。1台1台丁寧に作られており優美で高級感のある外装に加えて、美しく広がる音色を持つこのピアノをチェックしておきましょう。
STEINRICH S180EA
チッペンデール(猫脚)やアンティーク塗装が非常に美しいスタインリッヒピアノ。大型の譜面台や手工特製アクションなどを搭載しているため、演奏を楽しみたい人も注目しておきたいピアノといえるでしょう。
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