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このページでは、現存している最古のピアノメーカーである、1819年創業のSAUTER(ザウター)について紹介しています。ブランドの特徴や中古ピアノ価格の紹介も行っているので、ぜひ参考にしてください。
SAUTER(ザウター)のピアノは、ダイナミックで広がりのあるバランスの良い音色が特徴です。タッチの感触も良く、音がこもらず、クリアな明るさが感じられます。
SAUTER(ザウター)のアップライトピアノには、「R2 ACTION」と呼ばれる連打性を高める機構が搭載されています。グランドピアノでは、レペティションレバーという、連打性を高める部品が取り付けられていますが、アップライトピアノでは構造上、レペティションレバーを取り付けることができません。
よって、鍵盤の動きをハンマーに伝えるジャックが素早くもとに戻るのを助けるため、R2という金属の板ばねをジャックに取り付けることでこの動きを助けているのです。SAUTER(ザウター)のアップライトピアノでは、「R2 ACTION」により、優れた連打感を実現しています。
SAUTER(ザウター)のピアノには、ドイツの歴史あるメーカーで製造された部品が使用されています。響板はシュトルンツ社製のもので、1100m以上の高地に生息する、樹齢100年以上のドイツ産のトウヒ材のみを使用。
きめ細かくまっすぐな木目の木材を厳選し、精巧に加工しています。また、採取した場所が近い木材同士を選び合わせていくことで、良質の音色と音の均一性とを生み出しています。
ピアノハンマーには羊毛を知り尽くしたアーベル社製、アクションは1881年の創業以来、一流ピアノメーカーにアクションを提供し続けるレンナー社製、鍵盤はスタインウェイなどにも鍵盤を提供しているクルーゲ社製、ワイヤーは小さな振幅で大きな音を出すことができ、耐久性にも優れたワイヤーを製造しているレスロー社製など、ドイツの専門メーカーで製造されたこだわりの部品を使用しています。
多くのピアノを製造するようになった現在でも、製造工程の8割を熟練職人に、残りの2割を精密機械によって製造する伝統的なスタイルを守り抜いているSAUTER(ザウター)。細部まで配慮して作られたピアノは、中古品でも状態の良いものが販売されています。ここではSAUTER(ザウター)の木目調ピアノを紹介します。
SAUTER(ザウター)ドイツ製の木目調ピアノ
高さ122cmと国内メーカーの高さ131cm以上の上級モデルと比較すると音量にはやや制限がありますが、音のバランスとタッチの良さで、大音量の必要性を感じさせない良品です。
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