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このページでは、なかなか市場に出回らないことから「幻のピアノ」と呼ばれながらも世界中で愛されているタローネのピアノについてまとめています。どのような特徴を持つピアノなのか、創業者にまつわるエピソードを交えて紹介。タローネピアノに興味のある方は、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。
※掲載している中古販売価格や参考画像は2020年11月27日調査時点の情報です。
画像引用元:京都ピアノアートタローネピアノは、世界的に著名なピアニストであるミケランジェリの専属調律師として有名なタローネが手がけたピアノです。タローネはドイツの名門・ブリュートナー社で修行を行っていましたが、自分が理想とする音色を求めてイタリアへ戻ったことがタローネピアノの始まりといわれています。
その後、タローネは世界的なピアニストとなるミケランジェリと出会い、専属の調律師となることを申し出ました。この出会いがタローネのピアノ制作に大きく影響しています。
画像引用元:京都ピアノアートタローネは、ヤマハのピアノとも深い関わりがあります。
ミケランジェリとともに来日していたタローネは、ヤマハの技術者の情熱に感銘を受け、ピアノ作りに協力することを約束しました。このような経緯があり、ヤマハはコンサートグランドピアノCFを開発において助言を求め、素晴らしいピアノを作りあげています。
また、このコンサートグランドピアノCFの開発と並行し、世界的に高い評価を受けている人気グランドピアノC3の基礎を作り上げた、というのもよく知られる話。このように、タローネはヤマハのピアノ作りにも大きな影響を与えている人物なのです。
画像引用元:京都ピアノアートタローネのピアノは、タローネが亡くなった1982年に製造を終了しているため、現在では新品のピアノは作られていません。さらに、製造されたピアノも500台程度と非常に限られており、タローネは気に入った人にしかこのピアノを販売しなかった、とも言われています。
このことから、タローネピアノは「幻のピアノ」と呼ばれるほど市場に出回ることがほとんどありません。もし出会うことがあれば、非常に貴重な体験ができたといっても良いかもしれません。
引用元:輸入ピアノ・ジャパン(https://www.imported-piano.jp/etc/tallone262.html)タローネ 180
1967年製「タローネ 180」は、イタリアのピアノ職人アウグスト・タローネが手がけた希少なグランドピアノです。奥行180cmの本格的なサイズをもち、マホガニー艶出し仕上げの気品ある佇まいが特徴。記録によれば、同年5月にミラノのフランス文化センターへ出荷されたとされています。
創業者タローネは、当時ピアノ製造が乏しかったイタリアで“誰も聞いたことのない音”を目指しました。世界的名器を自らの手で作り上げ、総生産台数はわずか500〜750台ともいわれています。一台一台が丁寧に手作業で仕上げられており、現存するものは非常に貴重です。
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