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こちらのページでは、ドイツのピアノメーカーであるアウグスト・フェルスターについて紹介しています。同メーカーのピアノの特徴などについてまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。
アウグスト・フェルスターは、1859年にドイツに開かれた小さなピアノ工房から始まったピアノ製造会社です。その後、1862年には工場を拡大していますが、この時に建てられた施設は現在でもピアノ製造のために使用されています。
現在は40名程度の従業員がおり、1年でグランドピアノを120台ほど、アップライトピアノを150台ほど生産。日本ではあまり見かけることは少ないものの、中古だけではなく新品のフェルスターピアノを目にする機会もあるかもしれません。
こちらのメーカーは、ドイツピアノ協会による「BVK認証」を受けています。BVK認証とは、「100%ヨーロッパ製の部品を使用し、100%ヨーロッパで製造している」と認めるもの。このように丁寧に手作業で作られたフォルスターピアノは、非常に鳴りが良いという点もポイントのひとつとなっています。
アウグスト・フェルスターのピアノは、その品質と音質により数々の音楽家に愛されてきたピアノでもあります。例えば、リヒャルト・シュトラウスやセルゲイ・プロコフィエフなどがフェルスターのピアノを所有していたとされています。また、多くのオペラを描いたジャコモ・プッチーニもこのピアノを使っていたといわれています。
さらに、フェルスターピアノはさまざまな賞を受賞してきたピアノでもあり、有名な映画にも登場したピアノとしても知られています。
こちらでは、アウグスト・フェルスターのピアノ販売事例をご紹介します。中古ピアノの事例は見当たらなかったため下記では新品の販売例について記載していますので、同社のピアノを検討しているという場合にはぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。
August Förster(アウグスト・フェルスター) 116E(新品)
アウグスト・フェルスターの新品ピアノです(写真のピアノは既に売約済み)。外装やデザインの美しさに目を奪われるピアノとなっています。比較的小ぶりなサイズであるにも関わらず、ゆとりのある低音を出すための設計となっている点が特徴。とにかく鳴りが良いピアノを探している方におすすめといえるでしょう。ゴージャスな響きであるとともに、素朴な温かさも感じられるピアノとなっています。
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