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こちらの記事では、イギリスのピアノメーカーであるチャーレン社について紹介しています。同社の特徴やピアノの販売事例などをまとめていますので、ピアノの購入を検討されている方はぜひ参考にしてみてください。
イギリスのピアノメーカーであるチャーレン・アンド・サンズは1830年に設立された歴史のあるメーカーです。同社で製造してきたピアノは耐久性と信頼性の高さで知られているとともに、音質も高く評価されている点も特徴のひとつとなっています。
同メーカーで良く知られているのは小型のグランドピアノです。しかし、1935年の英国王であるジョージ5世の即位25周年の際には、全長355センチもある世界最大のグランドピアノを製作したことでも知られています。
チャーレン社は1925年あたりにはおよそ500台ほどのピアノを生産していましたが、1935年には2,500台まで生産台数が増加。その間、1932年にはブローウッド社のピアノの生産を手がけてきたという点に加え、1936年にはBBCにピアノの供給に関する契約を取り付けたという歴史も。このことによって、チャーレン社のピアノの音がイギリスの家庭で聞かれるようになったとされています。
1959年には同メーカーのブランド名はプラステッド・ブラザー社に売却されましたが、その後1970年にバラッド・アンド・ロビンソン社に移されています。そして1986年からは、ミュージカル・プロダクツ・Sdn・Bhd社によりマレーシアで組み立てが行われています。
ここでは、チャーレン製ピアノの中古販売事例について紹介しています。アップライトピアノの販売事例が見つからなかったことから、グランドピアノの事例をご紹介していますので、参考までにご覧ください。
チャーレン製ピアノ(型番記載なし)
チャーレン社製のグランドピアノです。こちらのグランドピアノの詳細データは不明ですが、音質において非常に高く評価されているメーカーのピアノであること、また同社は小型のグランドピアノを製造していることで知られています。同メーカーでは、こちらのようなグランドピアノのほかアップライトピアノの製造も行われています。
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