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このページでは、アメリカの有名なギターメーカー傘下で、中国で製造されているアウグストホフマンのピアノについて詳しく解説しています。その特徴などについてまとめているので、購入を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。
アウグストホフマンは、アメリカのギターメーカーの傘下にある中国のメーカーで、日本市場向けには「August Hoffman 112G」、「August Hoffman 114WH」、「August Hoffman 115GC」の3機種を販売しています。これらのピアノは木目調でコンパクトな設計が特徴で、日本の住宅事情に適しています。
1838年にスウェーデンのストックホルムで設立された「August Hoffmann」は、スウェーデンで製造されていましたが、1988年に製造が終了しました。
このページで紹介している「August Hoffman」は中国の東北鋼琴(ドンペイピアノ)が製造し、香港やカナダなどで販売されています。スウェーデンの「August Hoffmann」と中国の「August Hoffman」との直接的な関連は不明で、ブランド名の綴りに違いがある点に注意が必要です。
スウェーデンの「August Hoffmann」は、Söderberg父子の工房からスタートし、1859年にピアノ製造技師アウグスト・ホフマン(August Hoffmann)によって買収。このピアノ製造技師の名前を冠したメーカーです。ホフマンは、ドイツ、オーストリア、ハンガリーで修行していた時期があり、ドイツとアメリカでピアノを製造したハインリヒ・シュタインヴェーク(後のヘンリー・スタインウェイ)と友人だったと言われています。アウグスト・ホフマンの死後、妻のナンナが工場を引き継ぎ、ピアノ産業では初めての王室御用達となって25人の従業員を雇用。手作業の多い製法が特徴です。
日本でのアウグストホフマンのピアノは、新品での販売が主であり、主にアップライトピアノが販売されています。例えば、「August Hoffman 114WH」はライトウォルナットの鏡面艶出し塗装が施されており、デザインがシンプルでナチュラルな雰囲気を持っています。ペダルは3本付いており、弱音装置も装備されています。製造は中国で行われ、静岡県浜松市の検査工場で品質チェックが行われています。
August Hoffman 114WH
シンプルなデザインに木目調がナチュラルな雰囲気のピアノです。ペダルは3本で弱音装置が付いています。低価格・高品質を実現するため、製造・組み立てを中国で行い、日本の静岡県浜松市の検査工場で品質チェックを行っています。
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