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このページでは、ドイツの歴史あるピアノメーカー・シュタイングレーバー&ゼーネについて紹介します。同メーカーの特徴や中古の販売事例などをまとめました。
※掲載している参考画像は2021年1月27日調査時点の情報です。
長い歴史を持つシュタイングレーバー&ゼーネは、1820年創業のピアノメーカー。代々家族でその事業を引き継ぎながら、200年もの歴史の中でさまざまなピアノを多く世の中に送り出してきました。現在は6代目のウド・シュミット‐シュタイングレーバー氏が運営を行っています。
これまで伝統的な技法を守りながらピアノを生産してきており、2017年時点で同社が生産したピアノの台数は48000台ほど。この生産台数の少なさから、日本国内で目にする機会はあまり多くないと言ってもいいかもしれません。
生産台数の少なさから、日本ではあまりシュタイングレーバー&ゼーネの名は知られていませんが、同社のピアノはこれまでに多くの賞を受賞しています。ワーグナーをはじめとする数々の音楽家が愛用していたこともあり、ヨーロッパでは名高いブランドのひとつとして知られているピアノメーカーです。
シュタイングレーバー&ゼーネのピアノの特徴として挙げられるのが、「豊かで深い響き」や、「滑らかな操作性」。優しく包容力を感じれられる音が好みの方向きのピアノともいわれています。また、小型のモデルでも見た目以上のパワーを感じられる音を出すことができる点も特徴です。
シュタイングレーバー&ゼーネの中古販売事例について紹介します。
シュタイングレーバー&ゼーネ130
小窓風の前パネルの飾りがアンティーク調の雰囲気を醸し出している一台。まるでグランドピアノを思わせるような豊かな音が特徴。さらに低音にも迫力が感じられる魅力的なモデルです。
シュタイングレーバー&ゼーネ108
シュタイングレーバー&ゼーネ108は、高さが108cmと同メーカーのピアノの中でも小ぶりなサイズとなっています。また、控えめな装飾が可愛らしさを引き立てています。猫脚のフォルムも目を引くポイント。
シュタイングレーバー&ゼーネ112
斜め開きになるようにデザインされた屋根が印象的なデザイン。前板のデザインも特徴的です。その見た目からも丁寧に作られていることがわかる一台です。
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