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このページではドイツのピアノメーカー「Seiler」(ザイラー)のピアノについて、特徴や中古の販売事例を紹介します。品質の高さに定評のあるSeilerのピアノについてよく知り、ピアノ選びの参考にしてください。
Seilerのピアノには「ドイツピアノ品質保証シール」が貼り付けられています。これは中立的な第三者機関である「ドイツピアノ品質保証表記協会(RAL)」から授けられたものであり、Seilerはスタジオモデルのアップライトピアノからコンサート用のグランドピアノまで、すべての楽器にこのシールを貼り付けることが許されたピアノメーカーです。第三者的な視点を持つ専門機関から認められる品質の高さが、多くのファンがいる理由の一つとなっています。
Seilerは1849年にドイツで誕生し、本国・ドイツをはじめ、イタリアなどのヨーロッパ王室御用達ピアノとして名声を築き上げてきた、歴史あるピアノブランドです。それから160年以上たった現在においても、その繊細なタッチや心地よい音量、透明感のある音といった特徴的な「ザイラー・サウンド」は引き継がれており、人気の高い中古ピアノの一つとなっています。ただし、Seiler社そのものは2008年に姿を消し、韓国の楽器メーカーに買収されています。
Seilerと他のメーカーとの違いは、その製造過程にありました。手作りピアノから始まったSeilerのピアノは、当時では珍しいケースデザイナーを創業当初から置いており、上質なピアノを作り続けていました。そういった理念を持ちながらピアノ製造を行い続けた結果、1872年にはモスクワの品評会で金メダルを受賞し、その質の高さを世界に知らしめることになります。そうして積み重ねてきた実績が今日の人気に繋がっており、中古としても市場に流通し続けています。
ここではSeilerのピアノにおける、中古の販売事例を紹介します。製造年やカラー、サイズを紹介しているので、Seilerのピアノ購入を検討している方はぜひ事例をチェックし、検討する際の参考にして頂ければと思います。
ED.SEILER 116WS
Seilerの中古ピアノは繊細なタッチや心地よい音量、透明感のある音が特徴的です。2012年製のリフレッシュ済みアップライト中古ピアノで、税込877,800円で販売されている事例です。
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