公開日: |更新日:
かつて東京に本社を置いていた東京ピアノ工業によって製造されていたピアノ「EASTIN(イースタイン)」を紹介します。その特徴や中古ピアノの販売事例などをまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
「EASTEIN(イースタイン)」は、かつて日本にあった東京ピアノ工業によって製造されていたピアノです。東京ピアノ工業の本社は東京、製造工場は宇都宮市にありました。
このEASTEINというブランド名は、東京ピアノ工業の「東」を表す「EAST」と、スタインウェイ&サンズを連想させる「STEIN」を組み合わせて作られたとされています。大手のメーカー以外ではグランドピアノの製造は難しいといわれていましたが、東京ピアノ工業ではグランドピアノもラインナップに含まれている点が大きな特徴となっています。
EASTEINはすでに製造が終了しているピアノブランドではあるものの、いまだに根強いファンがいることで知られるピアノです。製造された台数が少ない上に、職人がこだわって作っている点がポイント。アップライトピアノでも非常に大きく重量があり、その音色はグランドピアノ並みのボリュームといわれています。
多くのこだわりが見られるEASTEINのピアノですが、ドイツのレンナー製の部品を使用している点も特徴のひとつです。EASTEINの「B型」と呼ばれるモデルは、ドイツのブリュートナーをモデルとして製造されているピアノとなっています。このモデルはブリュートナーと同じようにチューニングピンの周りには真鍮性のプレートを使用しているなど、デザインにもこだわりが見られます。
ここでは、EASTEINの中古販売事例について紹介しています。EASTEINのピアノはすでに製造が修理しているため、手に入れるためには中古市場を探す必要があります。こちらのピアノを購入したい、という希望がある場合にはぜひ参考にしてみてください。
EASTEIN B型 602,800円(税込)
ドイツの名器として知られるブリュートナーをモデルとして作られたEASTEINのB型。非常に上品な音色を奏でるピアノとなっています。ブリュートナーと同様に、チューニングピンが埋め込まれている部分には真鍮性のプレートがはめ込まれています。
関連ページ