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このページでは、ドイツのピアノメーカーであるニーンドルフの特徴、ブランドの歴史、および取引事例について詳しく紹介しています。購入を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。
ニーンドルフのピアノは、コンパクトながらも豊かな響きが特徴です。省スペースでありながら、長期天然乾燥を施した木材、アーベル社のハンマー、レンナー社のアクションを使用し、クリアで均一な音色を実現しています。これらのピアノは、調律と調整が重要で、適切なメンテナンスによって最高のパフォーマンスが得られます。価格もドイツ製ピアノの中では手が届きやすい範囲に設定されています。
1896年、ヘルマンとカール・ニーンドルフによってルッケンヴァルデで創業されました。1921年に初代工場が焼失後、1922年に新工場を立ち上げ、1929年にはドイツピアノ工場株式会社に加盟しました。その後、工場は独自の路線を歩み、現在もドイツ製の部品のみを使用し、高品質なピアノを製造しています。
1996年にRegina Rotschが会社を買収し、以後、家族経営を継続。2015年からはドイツ産のアップライトピアノとグランドピアノの生産を再開し、現在は年間約60台のピアノを製造しています。2016年以降、すべてドイツ製の部品を使用しており、品質の高さが保証されています。
中古市場でもニーンドルフのピアノは人気があります。特に1995年製の「ニーンドルフ 182」は、木目の味わい深い色合いが特徴で、そのクラシックなデザインと高品質な音色で、多くのピアニストから選ばれています。
ニーンドルフ 182
木目の味わい深い経年変化を感じさせる色合いです。明るい色で、軽い気分にしてくれそうな外観。1995年製のピアノです。
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