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こちらのページでは、SCHIEDMAYER(シードマイヤー)のピアノについて紹介しています。同メーカーの歴史や特徴、中古ピアノの販売事例などをまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。
SCHIEDMAYER(シードマイヤー)は、250年以上の長い歴史を持つ鍵盤楽器製造メーカーです。その歴史の始まりは、1735年。バルタザール・シードマイヤーにより鍵盤楽器製造業者として設立され、最初のクラヴィコードが製造されました。
当時は家具職人が楽器の制作を手がけていた時代で、例に漏れずバルタザール・シードマイヤーも家具作りの修行を積んだのち楽器を制作したとされています。その証拠に、エアランゲンの住民登録後には、バルタザールがオルガン・ピアノの制作者だったという内容の記録が残っています。
現在、バルタザール・シードマイヤーが手がけた楽器の中で現存しているものは残念ながらありません。バルタザールが亡くなった後は、3人の息子に受け継がれました。その後長男のヨハン・ゲオルク・クリストフ・シードマイヤーはその後有名なクラヴィコード職人となったとされており、シュトゥットガルト州立博物館などに数台のクラヴィコードが残されています。また、次男のアダム・アハティウス・シードマイヤーもピアノ制作者であり、グランドピアノが現在も1台現存しています。
三男のヨハン・ダーヴィト・シードマイヤーも有名なピアノ職人となり、現在もフォルテピアノをはじめ数台の楽器が残されています。
その後、三男のヨハン・ダーヴィトの息子であるヨハン・ロレンツ・シードマイヤーが、1809年にシュトゥットガルトで「Dieudonné & Schiedmayer」を設立しています。その後、1845年にはSchiedmayer & Soehneを設立し、1940年まで高い品質のピアノを多く製造しています。
また、1853年にはSCHIEDMAYER J & Pが設立されており、1970年までピアノを製造。こちらで製造されたピアノも質の良さで知られています。
このように、SCHIEDMAYERのピアノは非常に高いクオリティを持つピアノであるといえるでしょう。
こちらでは、SCHIEDMAYER(シードマイヤー)のピアノの中古販売事例を紹介しています。ここで紹介している事例はすでに販売が終了していますが、同メーカーのピアノが気になっている、という場合にはぜひ参考にしてみてください。
SCHIEDMAYER
黒を塗り替えて美しい木目調に仕上げたピアノです。鍵盤会社としてのノウハウが詰め込まれたピアノとなっています。
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