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海外ブランドの中古ピアノ

世界三大ピアノを中心にそれぞれの新品・中古価格の相場とともに、それぞれのブランドの特徴をご紹介していきます。

海外ブランドのピアノは中古でもかなり高額…

「中古ピアノなら、海外ブランドでもお安いのでは…?」と考えがちですが、なかなか難しいのが実情です。
海外の中古ピアノに多いのは、しっかり引き込まれてしまっているものです。そういったピアノは調律や修理をしてもいい音が戻りません。反対に、状態が良い中古ピアノはアンティークの名品として、新品以上に価値が上がり、高値で取引されることが少なくありません。

もし、少し珍しい良質な中古ピアノが欲しいなら、60~80年代に作られた国内生産のピアノがぴったりかもしれません。ぜひチェックしてみてください。

世界三大ピアノ:スタインウェイ

1853年にアメリカ・ニューヨークで設立されたのがスタインウェイです。ベヒシュタイン、ベーゼンドルファーと並んで、世界のピアノメーカー御三家と呼ばれています。

スタインウェイは、「アメリカによくある数千人を収用できる多目的ホールでの使用」を念頭においた設計です。

ピアノ業界にて音響工学を設計に取り入れ、厚くしっかりしたボディとその反射音によって、メロディアスでうたうような音色を出すのが特徴です。

スタインウェイは現在2カ所で製造されており、伝統的な製造のニューヨーク・スタインウェイと近代化された工場で作られたハンブルク・スタインウェイがあります。日本に入ってくるスタインウェイのほとんどはこのハンブルク製です。

スタインウェイの主なシリーズと中古販売事例

スタインウェイ・サンズのピアノ写真 引用元:古河ピアノガーデン(https://www.kogapiano.com/modelm/)

スタインウェイ&サンズ Model.M

  • 製造年:1970年ごろ
  • カラー:ウオルナット艶出し仕上げ
  • サイズ:高さ101×開口147×奥行170cm
スタインウェイ・サンズのピアノ写真 引用元:ジャパンピアノサービス(https://www.e-jps.jp/view/item/000000000291?category_page_id=europe)

スタインウェイ&サンズ Model.45

  • 製造年:1975年
  • カラー:ウォルナット/半艶仕上げ塗装
  • サイズ:高さ118×幅149×奥行64cm
スタインウェイ・サンズのピアノ写真 引用元:ウイスタリアピアノ(https://www.wistaria.com/used/steinway_d/steinway_d.html)

スタインウェイ&サンズ Model.45

  • 製造年:塗明
  • カラー:白鍵一枚象牙・黒鍵黒檀無垢材
  • サイズ:高さ107.5×幅147×奥行180cm
スタインウェイ・サンズのピアノ写真 引用元:宮地楽器(https://koganeishop.miyajimusic.jp/piano/steinway/M-170-1988wn.php)

スタインウェイ&サンズ M-170wn

  • 製造年:1980年
  • カラー:白鍵一枚象牙・黒鍵黒檀無垢材
  • サイズ:高さ170×開口146.5
スタインウェイ・サンズのピアノ写真 引用元:三木楽器(https://piano.miki.co.jp/used-piano/products/select-piano/steinway-o-180-443170)

スタインウェイ O-180

  • 製造年:1980年
  • カラー:黒/鏡面艶出し塗装
  • サイズ:高ささ147×開口147

世界三大ピアノ:ベーゼンドルファー

1828年、オーストリア・ウィーンで創業。ヨーロッパ王室の御用達となったことで、セレブリティの愛好家が増えていきます。

ベーゼンドルファーのピアノはフランツ・リストの激しい演奏に耐え抜いたことでも知られており、ボディと響板に同じスプルース材を用い、響きやすくしているのが特徴で、多くのピアニストや作曲家が愛用しています。

度々の経営難に悩まされ、2002年にオーストリアの銀行グループである BAWAG P.S.K. が経営権を取得するものの、2007年再び経営難に陥り、2008年にヤマハの子会社となりました。

ベーゼンドルファーの主なシリーズと中古販売事例

ベーゼンドルファーのピアノ写真 引用元:ジャパンピアノサービス(https://www.e-jps.jp/view/item/000000000270?category_page_id=bosendorfer)

ベーゼンドルファー ヨハンシュトラウスModel.200

  • 製造年:1991年
  • カラー:黒/鏡面艶出し仕上げ塗装
  • サイズ:高さ102×幅150×奥行200cm
ベーゼンドルファーのピアノ写真 引用元:真和楽器株式会社(http://www.shinwamusic.com/blog/2619.html)

ベーゼンドルファー Model 275

  • 製造年:1985年
  • カラー: 黒/鏡面艶出し塗装
  • サイズ:幅156×奥行275cm
ベーゼンドルファーのピアノ写真 引用元:グランドギャラリー(https://www.grandg.com/shopping/?pid=1493519692-583051&ca=1460793582-278606&vo=1)

ベーゼンドルファー Model225

  • 製造年:1959年
  • カラー:黒/艶出し塗装
  • サイズ:高さ101×幅155×奥行225cm
ベーゼンドルファーのピアノ写真 引用元:ピアノプラザ野田(https://www.pianoplaza.co.jp/products/import/bosendorfer-model275.html)

ベーゼンドルファー Model.275

  • 製造年:1985年
  • カラー:-
  • サイズ:間口156×奥行275cm
ベーゼンドルファーのピアノ写真 引用元:ピアノパワーセンター(http://www.piano-netshop.com/shopdetail/000000002272/)

ベーゼンドルファー Model.170

  • 製造年:1994年
  • カラー:
  • サイズ:高さ102×開口152×奥行170cm

世界三大ピアノ:ベヒシュタイン

1853年、カール・ベヒシュタインによってベルリンで創業されたベヒシュタイン。「ピアノのストラディバリウス」と呼ばれ、ドビュッシーは「ピアノ音楽はベヒシュタインのためだけに書かれるべきだ」と言う言葉を残している、世界三大名ブランドのひとつです。

クラシックだけでなく、チック・コリアなどジャズピアニストにも度々使用されているのも大きな特徴です。響板の響きを重視し、ヨーロッパの音響の良いホールでの使用を意識して作られています。

ヨーロッパのメーカーの中ではアップライトピアノの製造が多いのも特徴のひとつで、高い評価を受けています。

ベヒシュタインの主なシリーズと中古販売事例

ベヒシュタインのピアノ写真 引用元:ピアノプラザ野田(https://www.piano-plaza.biz/bechstein/l167_1284.html)

ベヒシュタイン L167

  • 製造年:1925年
  • カラー:ダークマホガニー艶出し
  • サイズ:間口151×奥行167cm
ベヒシュタインのピアノ写真 引用元:東京ピアノマーケット(https://www.tokyopiano-market.com/product/c-bechstein-%E3%83%99%E3%83%92%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%B3-k-%EF%BF%A54200000%E7%A8%8E%E6%8A%9C/)

ベヒシュタイン K

  • 製造年:1932年
  • カラー:マホガニー艶消し
  • サイズ:幅151×奥行158cm
ベヒシュタインのピアノ写真 引用元:宮地楽器(https://koganeishop.miyajimusic.jp/piano/bechstein/A189-1998.php)

ベヒシュタイン A189

  • 製造年:1998年
  • カラー:黒色鏡面艶出し
  • サイズ:開口153×奥行189cm
ベヒシュタインのピアノ写真 引用元:真和楽器株式会社(http://www.shinwamusic.com/blog/2838.html)

リニューアル済 ベヒシュタイン M/P192

  • 製造年:2003年
  • カラー:黒色艶出し塗装
  • サイズ:間口153×奥行192cm
ベヒシュタインのピアノ写真 引用元:株式会社エルフラット(http://www.l-flat.co.jp/shop/23552/)

ベヒシュタイン 12a

  • 製造年:1988年
  • カラー:-
  • サイズ:高さ116×幅151×奥行59cm

海外ブランド:ペトロフピアノ

創業1864年。チェコで生まれたペトロフピアノは、世界的な巨匠ミケランジェロなどにも愛用され、多くの音楽愛好家たちに愛されています。

美しい外装材はもちろんのこと、ピアノの心臓部ともいえる響板などにも最高級の材料を用い、ヨーロッパの伝統技術で一台一台、丁寧に造られており、優美で甘い音色が特徴です。

いわゆる世界三大ブランドに比べて値段が手頃で、かつヨーロッパ製ということもあり、現在は日本国内でも人気を博しているメーカーのひとつです。

ただし、日本ではあまり名前が知られてこなかったので、ほぼ中古ピアノが出回らなかったため、新品購入がオススメです。

ペトロフピアノの主なシリーズと中古販売事例

ペトロフのピアノ写真 引用元:ピアノプラザ群馬(https://www.pianoplaza.com/detail.php?id=78453&cat_id=1020)

ペトロフ P118-R1-SX

  • 製造年:2001年
  • カラー:白艶消し
  • サイズ:高さ118cm
ペトロフのピアノ写真 引用元:ピアノプラザ野田(https://www.piano-plaza.biz/up/anohter/petrof_classic.html)

ペトロフ Classic

  • 製造年:1997年
  • カラー:
  • サイズ:高さ113×幅143.5×奥行55cm
ペトロフのピアノ写真 引用元:真和楽器株式会社(http://www.shinwamusic.com/blog/2844.html)

ペトロフ グランドピアノ P-IV

  • 製造年:2005年
  • カラー:ウォルナット艶出し
  • サイズ:間口153×奥行172cm
ペトロフのピアノ写真 引用元:グランドギャラリー(https://www.grandg.com/shopping/index.php?pid=1535961836-603230&ca=1460793634-365123&vo=1)

ペトロフ P118C1

  • 製造年:1990年
  • カラー:マカボニー/艶出し塗装
  • サイズ:高さ118×幅144×奥行55cm
ペトロフのピアノ写真 引用元:株式会社エルフラット(http://www.l-flat.co.jp/shop/petrof%E3%80%80%EF%BD%90105/)

ペトロフ P105

  • 製造年:-年
  • カラー:オーク艶出し仕上げ
  • サイズ:高さ115×幅146×奥行56cm

リーガークロス

リーガークロスは1871年に創業された、非常に歴史あるピアノメーカーです。同社はピアノマイスターであったヨゼフ・ブロールウェックとピアノ設計者ミロスラフ・タウチマンの2名により創立されており、優れたピアノを多く生産していました。現在は商標権と設計に関してライセンス契約を結んでいるボベミアン・ピアノが製造を担当しており、年間3,000台程度(2022年2月調査時点)を生産しています。
同社のピアノの特徴として、一台のピアノを製造するに当たり最初から最後まで一人のマイスターが手がけているという点が挙げられます。さらに、響板にはボヘミアンスプルースを使用するなどこだわりの素材を使うことによって、美しい音色を生み出すピアノを提供しています。また、同社はパイプオルガンのメーカーとしても知られており、日本の教会でも導入しているところもあるようです。

リーガークロスの主なシリーズと中古販売事例

リーガークロス 引用元:ピアノプラザ(https://www.pianoplaza.co.jp/products/import/rieger-kloss112wp248.html)

RIEGER-KLOSS 112WP(248)

  • 製造年:不明
  • カラー:ウォルナット(艶出し)
  • サイズ:高さ106×幅144×奥行55cm

タローネ

タローネは、世界的に著名なピアニストであるミケランジェリの専属調律師として有名なタローネが手がけたピアノメーカーです。名門のブリュートナー社で修行をしていたタローネが、理想の音を求めてイタリアに戻ったことが、同メーカーの歴史の始まりと言われています。
このタローネのピアノは、創業者であるタローネが亡くなった1982年に製造を終了しています。そのため、現在は新品のピアノは製造されていません。加えて、これまでに製造されたピアノも500台程度となっており、ほとんど市場に出回ることがない「幻のピアノ」と呼ばれている一面があります。このことから、タローネのピアノに出会うということは、貴重な経験といえるでしょう。
また、創業者のタローネは日本の代表的なメーカー、ヤマハとも深い関わりがあった人物としても知られています。

タローネの主なシリーズと中古販売事例

タローネの中古販売事例を見つけることができませんでした。

シュタイングレーバー&ゼーネ

シュタイングレーバー&ゼーネは1820年創業のピアノメーカーであり、200年もの長い歴史を持っています。代々家族で事業を引き継ぎ、これまでに数多くのピアノを世に送り出してきています。同社のピアノは伝統的な技法を守って生産されている点が特徴ですが、生産台数が少ないという面もあることから、日本で目にできる機会はそう多くはありません。
また、日本ではあまり知られていないものの、世界では数多くの賞を受賞しており、ヨーロッパでは知名度の高いブランドの一つとして認識されています。
同社のピアノは、豊かで深い響きや滑らかな操作性が特徴です。「優しく包容力を感じられる音色」が好みの方にオススメのピアノとされています。また、小型のモデルでも、見た目以上のパワーが感じられる音色を奏でられるという点も注目しておきたいポイントです。

シュタイングレーバー&ゼーネの主なシリーズと中古販売事例

シュタイングレーバー&ゼーネ 引用元:輸入ピアノ.com(https://www.imported-piano.com/maker/steingraeber.html)

Steingraber&Sohne 108

  • 製造年:1967年
  • カラー:ウォルナット艶消し仕上げ
  • サイズ:高さ108cm

ガヴォー

1847年に設立されたガヴォーは、フランスでは3大ピアノのひとつとして数えられているピアノメーカーです。創業当時から質の高いアップライトピアノの製造を目指しており、「ガヴォー・アクション」と呼ばれるアクションを開発したことでも知られています。
同メーカーでは、1896年にはパリ近くのフォントネイに工場を構え、1年間に2,000台ものピアノを製造していました。当時は300人もの職人が工場で働いていたようです。1908年にパリを代表するコンサートホール「サル・ガヴォー」を建設したことでも知られています。このホールにはガヴォーのグランドピアノが設置されており、数々のピアニストが演奏したことで、よりその名を広めたという歴史があります。
1920年からは、寄木細工の装飾とエレガントな雰囲気が高い評価を受けています。しかし、1970年に同社の長い歴史に幕を下ろしています。

ガヴォーの主なシリーズと中古販売事例

ガヴォー 引用元:輸入ピアノ・ジャパン(https://www.imported-piano.jp/france_piano/gaveau8591.html)

ガヴォー Modele C

  • 製造年:1925年
  • カラー:ローズウッドつや消し
  • サイズ:高さ133cm

W.ホフマン

W.ホフマンは、世界3大ピアノブランドとされているベヒシュタインによる設計・製造が行われているブランドです。ベヒシュタインのエンジニアとマイスターにより設計されており、クオリティの高いピアノを生み出すブランドとして知られています。高品質・低価格をコンセプトとしており、現在はチェコにあるベヒシュタイン・ヨーロッパ工場にて製造が続けられています。元々は1904年にヴィルヘルミ・ソフィア・フリードリッヒ・ホフマンの手により誕生したブランドですが、ベヒシュタインの参加となったのは1990年のことです。
W.ホフマンのピアノは美しい音色を持つことが特徴。これは、工作機械と職人の手仕事のコンビネーションによるもの。様々なこだわりと工夫をピアノに散りばめることによって、多くの人に支持される美しい音色を生み出すことができるのです。

W.ホフマンの主なシリーズと中古販売事例

W.ホフマン 引用元:ピアノギャラリー(https://piano-g.com/i-piano/w-hoffmann/)

W.HOFFMANN T122 Tradition

  • 製造年:不明
  • カラー:黒つや消し
  • サイズ:高さ122×幅147×奥行60cm

イバッハ

イバッハは、創業は1794年であり、ドイツでも最古のピアノメーカーとして知られています。一時は生産減少に追い込まれた時期があったものの、1952年には5代目のイバッハによって復活し、芸術性に優れたピアノの製造を今も続けています。高名な音楽家であるリストやワーグナーも愛用しているピアノです。
イバッハのピアノの特徴として、「どのような音量で弾いてもしっかりとした音色を奏でることができる」という点が挙げられます。低音域にも透明感を感じられ、高音域は輝きを放つような音を奏でるという点も特徴ですが、これはほとんどのピアノが手作業で製作されているというこだわりが現れているからともいえるでしょう。
またイバッハは耐久性が高いことから、かなり年代が古い中古品も現役のピアノとして出回っている点も特徴となっています。

イバッハの主なシリーズと中古販売事例

イバッハ 引用元:ピアノプラザ(https://www.pianoplaza.co.jp/products/import/ibach-c116.html)

IBACH C116(1364)

  • 製造年:1979年
  • カラー:ウォルナット(つや消し)
  • サイズ:高さ116×幅146×奥行57cm
買い物上手のママ必見!首都圏内で
取り扱いブランドの多い
中古ピアノ販売店
昭和楽器
国内ブランド 海外ブランド
36種類 17種類

展示台数:100台ほど

グランドギャラリー
国内ブランド 海外ブランド
8種類 4種類

展示台数:40台ほど

日本ピアノギャラリー
国内ブランド 海外ブランド
5種類 8種類

展示台数:10台ほど